絶滅の危険から、カンムリシロムク「Jalak Bali」を守る
保護プロジェクトの一環として、4対のカンムリシロムクが、イギリスのチェスター動物園とベガワン基金の協力によって自然に還されました。
密猟のせいで、同種の数は減り続け、2001年には野生のカンムリシロムクはたったの6羽しか残っていませんでした。飼育下繁殖の取り組みのおかげで、50から115羽まで回復したと見られています。
今回、8羽が還された場所は、慎重に検討され、さらにこれからもスタッフがモニターを続け、見守っています。今後、この8羽が自然の中で繁殖に成功し、生息数が増加することが願われています。
現在、約1000羽のカンムリシロムクが飼育下で生存していると推定されています。バリ島ウブトにある「ベガワン財団・グリーンスクール」内では、カンムリシロムク保護活動の1つとして、飼育下繁殖を行っています。
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